2023年現在、人を乗せ飛んでいる宇宙船は2種類しかない(弾道飛行を除く)。ひとつがSpaceX社のCrew-Dragon、そしてもうひとつがロシアのソユーズ宇宙船である。
ソユーズ宇宙船の実機が日本橋で展示されていたので、舐めるように観察してきた。大気圏再突入時に約1万℃のプラズマに焼かれ、カプセルは黒焦げだった(ネットでは #焼きソユーズ と呼ばれている)。


パラシュートをつなぐものはワイヤーかと思いきや、しめ縄だった。



およそ1万℃のプラズマとクルーを隔てるハッチの厚さはわずか数cmしかない。焼け焦げた外壁を見たあとだとすこし心許ない。



