飛行機からの景色
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前回、種子島の記事を書いたが、その際、久しぶりに飛行機に乗った。

航空宇宙の学科に進学した者としては、飛行機に乗ること自体もさることながら、日本地図で見た地形が手にとるようにわかることにも興奮するもの。

そして何より、上空で新燃岳の噴煙を目の当たりにした!

あと、少し宇宙に近い場所に行ったという嬉しさもあったりする(笑)。

というわけで、これを記事にしないわけにはいかない。

搭乗したのは2回。

3月7日のJAL643 羽田→鹿児島と、11日のSNA078 鹿児島→羽田だ。

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なかなかすごい映像が撮れちゃったと思う

今回は動画をつくってみたので、是非ご覧いただきたい。

なかなかすごい映像が撮れちゃったと思う。

噴火中の火山を見ることはもちろん、火山灰を巻き上げての着陸など、初めての経験だった。搭乗前にCAから「火山の噴火の影響で羽田へ引き返す可能性もありますがご承知ください」といわれるのも、人生で一度あるかないかだろう

あと、飛行機雲はしょっちゅう撮影しているが、至近距離からは初めてだった。

映像冒頭の飛行機の影のまわり、うっすらと光の環がある気がするのだが、あれがブロッケン現象なのだろうか?

膨れ上がったポテチの袋

動画だけでなく写真も撮っているので、ご紹介。

まずは、気圧が変わる場所に行くなら、どうしてもやってしまう実験。ポテチの袋、Before、After!

名付けて、「ポテトチップス・ボンバー」である(破裂するとは思えないが)。

まずは羽田空港でのポテチ。

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前日にコンビニで買った、いたって普通の、何の変哲もないポテチである。

次に、上空でのポテチ。

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思ったほどでもないが、けっこうパンパンだった。ちょっと押すと破裂しそうではある。しかし、ボンバーという名前はちょっと言いすぎ感があった。

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【往路】雲海に浮かぶ山々

富士山

遊びはさておき、今回のフライトはおもしろいほど地形がよく分かったので、順番に紹介していこう。

まずは、富士山。

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遠くにはアルプスの山々も、雲から顔を出している。

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宝永火口と宝永山の存在感が素晴らしい。

これは個人的な意見だが、完全対称ではなく、宝永火口と宝永山が少し形を崩しているからこそ、富士山は美しい気がする。

宝永火口に行ったときの過去記事を、またどこかで執筆したい。

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雲海に浮かぶ富士山と山々。美しいのひとことに尽きる。

アルプスの峰々

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しばらくして、アルプス山脈が見えてきた。

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手前から南アルプス、中央アルプス、北アルプス、全部見える!

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富士山とは少し趣が変わるが、雪をかぶった険しい峰々も、雲海の中のさざなみのようで良い。雲海ばかりだと飽きてくるので(笑)。

紀伊半島と大阪湾

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さらに進むと、紀伊半島上空に来た。

左端、大阪湾である。

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大阪湾。

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海に出ると、白い模様が見える。たぶん、波だろうが、なぜ固定されているように見えるのだろう? 昔からの疑問だ。

室戸岬

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あまり時間が立たないうちに、海に岬が現れた。

高知県の室戸岬。四国を見るのも初めてである。

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地図で見たまんまじゃん!!!

新燃岳の噴火

いつ見えるか、いつ見えるかと、窓に張り付いていたら突然現れた黒い煙。

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これが火山の噴煙か。

危険ではあるが地学好きとして、高いところまでモクモクと上がる煙は、一度はこの目で見ておきたいもの。

火山を研究している先輩よりも、たぶん先に見てしまった(よっしゃ!)。

高度は2,500m付近だ。

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かなりの迫力である。

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人生初の九州上陸は、火山灰によって迎えられた。

触ってみて、たしかにガラス質だと確認。

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「吸い込むと肺が痛いのは本当だった!」と喜ぶのもつかの間、マスクを着けないと苦しくなる(笑)

そして・・・

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降りて30分もたたないうちに、煙の形が変化していく。

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モコモコとどんどん高くなっていく

なるほど、これは怖い自然の迫力に圧倒されてしまう

ここから帰りの話になるが、11日には噴火はかなりおさまっていた。

地球惑星方面に進学した後輩に、採取した火山灰をわたす予定だったのだが……雨に流されたか、はたまた清掃されてしまったか、全く残っていなかったので、採取ができず。

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飛行機とわずかに煙が見える新燃岳。

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この煙は、どうやら流れ出た溶岩からのもののようだった。

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ついでに、おまけ。桜島。

【復路】地図を俯瞰するような地形の数々

九州~四国

ここからは帰りの写真。

帰りはよく晴れていたので、地形を見やすかった。

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日に照らされた川ってきれいなんだなぁ。

しかし、格安航空のせいか、ガラスの傷が目立つ。

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今度は四国の西側、高知県の足摺岬。

奥にはうっすらだが、見えているのは愛媛県の佐多岬半島か?

もはや日本地図じゃん。そのまんま。

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どこだかわからないけれど、陰影がきれいだなあ。水墨画みたい。

関空

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しばらくして下に目をやると、知っている地形が……。これは!

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関空だ!!!

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往路もそうだったが、奈良あたりは大台ケ原があるせいか、雲が多いので地形探しはあきらめ、宇宙船から見た地球っぽい写真を撮る(笑)。

渥美半島

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さて、この形、見覚えありませんか?

愛知県の渥美半島。地図まんま。

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川から土砂が流れでる様子など、意外とはっきりと分かるものなのだなぁ。

伊豆半島と伊豆大島

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これは伊豆半島。遠くに富士山が見えている。

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かなり険しい断崖だ。一度訪れたいもの。

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「なにか島が見えてきたな、なんだろう?」と思ったら、この噴火口は! 伊豆大島!

なんて大きな噴火口なのだろう。圧倒的なパワーを感じる。

しかし、ロケットを打ち上げに行ったのに、火山三昧の旅だ。

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富士山と伊豆大島のツーショット!

この飛行機、インスタ映え特別航路ではないのか?(笑)

夕日を浴びる東京湾

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気付けば、日が沈む直前。

千葉県の房総半島。成田に行ってしまうのではと、ちょっと心配になる(笑)。

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ちゃんと東京湾をまわって、羽田へ。

航空学科の教授に聞いたが、風向きがわるいと致し方なく飛ぶ航路なのだそうで、あまり好ましくはないんだとか。

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浦安あたりだろうか?

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ちょっと気になったのがこれ。東京湾に色の異なる境目があった。なぜ、こうなるのだろう?

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着陸して、最後に荷物の積み下ろしをする特別車が来た。これの中を見たのも、初めて。

結局、今回も大量の写真を貼ってしまったが、語彙力の足りないボクの表現よりかは、“百聞は一見にしかず”ということでよいだろう。

ロケットを打ち上げに行ったのに、気分は半分、地質の巡検だった(笑)。

おまけ 羽田の夜

羽田に帰ってきて、飛行機を見て帰らないわけがなくて、夜景と飛行機の写真をおまけで。

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787! エンジンうしろのギザギザ! いやあ、もう、たまらん。

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ちょっと露出してみた。

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ところで、遠くに恐竜橋も見えていた。できてからそんなに経っていないけれど、もうすっかり東京の一風景だ。

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夜の空港って、いいよね。

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夜遅くまで大変だなあ。お疲れ様です。

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