数日前から話題になっていた小惑星「3122 Florence」。幅約4.4kmと結構大きめ。9月1日、地球に約700万kmまで接近した。
明るさがおよそ9等というので、もしかすると撮れるのではないかと思ったところ、案の定、twitterに観測したという投稿が多数。しかも一眼レフだけで!
これは負けられないと、9月2日、撮影を敢行した。
スマホ手持ちで撮っているのでブレているけど、手すりよりちょっと上の星がフォーマルハウト。
そして現像。ビューワーでカチャカチャやってると、動く点が。ほう、これが小惑星か。ただの点ではないか(笑)。
実は以前、小惑星の撮影に失敗したことがあった。2013年2月15日に大接近した小惑星2012DA14。近くに住む人が撮影できたそうで悔しかった。
というわけで、今回が僕の人生初小惑星狩り成功例。
比較明合成写真でも、移動していく軌道が分かる(中央右下)。
次にフローレンスが来るのは西暦2500年以降。スケールが大きくて、なんかちょっと嬉しい。「これがご先祖様が21世紀に撮った写真かぁ! 点じゃんwww」なんて。